mPDF5.4を使って、PDFのレポートを出力していたが、TTFフォントで日本語を出す際に一部の文字が四角の形で出力されてしまう原因不明の不具合がでた。フォントのサブセットを埋め込む際の問題らしいが、散々検証してようやく解決できた。。。結構みんな困ってるんじゃなかろうか。。。
その四角をコピーして、秀丸とかに貼ると、復元される。間違いなく、文字コードの埋め込みではなく、フォント自体の埋め込みの問題です。
これはTTFフォントのサブセットをPDFに埋め込む際に、
Supplemental Ideographic Plane (SIP i.e. U+20000 to U+2FFFF)を扱うメソッドの方が動作してしまうかららしい。
http://mpdf.bpm1.com/forum/comments.php?DiscussionID=470&page=1#Item_11
が参考となりました。
mPDFがフォントのサブセットを埋め込む際に、そのフォントファイルを調べ、そのフォントにSIP(またはSMP U+10000+1FFFF)が含まれている場合、問題の原因となっているその第二のメソッドが使われるのである。それはドキュメント内でそれらの文字が使われているか否かに関わりません。(mPDFが水面下で融通をきかせてしまうのです。) しかしながら、該当フォントをconfig_fonts.phpの$this->BMPonly配列にくわえることによって、この挙動を上書きできます。こうすることでmPDFに第一のメソッドを使うように強制することができます。ただし、SIPの文字は表示されなくなります。
この設定をするとUnicode Basic Multilingual Plane (BMP i.e. U+0000 to U+FFFF)内の文字だけが利用可能な状態となります。
/mpdf54/config_fonts.phpの307行の
$this->BMPonly に、使用したいフォント名を追加してやる。(”mspgothic”など。)
例)
$this->BMPonly = array( "mspgothic", "msgothic", "mspmincho", "msmincho", "ipagothicp", "ipagothic", "ipaminchop", "ipamincho", "dejavusanscondensed", "dejavusans", "dejavuserifcondensed", "dejavuserif", "dejavusansmono", );
困ってました・・・。めちゃ困ってました・・・。
そもそも、フォントの切り替え方法だけでもかなり悩みましたのに、これが発生して落胆しまくりでした。
しかも、このフォローアップ?のメソッドに行くとPDF生成がものすごく時間が掛かってしまい、それも解決されて素晴らしいです。
私も同じ現象で困っていました。
mpdfのソースを解析しても分からず、途方に暮れていたところ、
このサイトに書かれている方法で一発で直りました!
すごく助かりました。
貴重な情報をシェアしていただき、ありがとうございました!