カテゴリの投稿: » 開発環境

USBメモリにUbuntuをインストール

Written in 2016年03月15日 by | コメントする( 0件 )

64GBのUSBメモリにUbuntu14.04LTSをインストールして、いろんなPCにさして起動できるようにした。

 

■イメージダウンロード

以下のページからUbuntu14.04 (LTS) 32bit版をダウンロードし、イメージをDVDに焼いた。

http://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remix

 

■パーティションの作成とインストール

参考サイト: http://cloud-work.net/

上記サイトを参考にして、USBメモリーにパーティションを作成し、Ubuntuをインストールした。

Windowsに挿したときに認識するFAT32のパーティションを8GB作っておいた。また、参考サイトではSWAPは作らない方針のようだが、私は4GBのSWAPパーティションを作った。

 

■各種アプリのインストール

Ubuntuソフトウェアセンターからは以下のようなアプリをインストールした。

GVim, GNU Emacs23, Konsole, PuTTY SSH Client, gSTM, classicMenu Indicator, KeePassX, Zenmap, gPHPEdit, Geany, FileZilla, GIMP

WEBからは以下のようなアプリをダウンロードしてインストールした。

Skype, DropBox, TeamViewer

 

■ネットブックで起動できなかった

DELLのワークステーションPrecision690でインストール作業と最初の作業をしたのだが、古いネットブックNECのLaVie light BL330/Vで起動しようとしてできなかった。

disabling IRQ #9

と表示されて止まってしまうのであった。。。

    1. http://pagent.github.io/2014/11/01/irq-problem/
    2. Ubuntu Wiki

を参考に、’e’をタイプして起動コマンドの編集画面にはいり、linuxの起動オプションを、

quiet splash

だったところを

quiet splash pci=noacpi

とした。Ctrl + x で起動をかけると起動できた。

PCIやACPIに関することは、以下のようなサイトを参照。

http://www.valinux.co.jp/technologylibrary/document/linux/interrupts0002/

Precision690でも同様に起動できたので、この設定を恒久化する。

$ gksudo gvim /etc/default/grub

を実行し、

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=”quiet splash pci=noacpi”

とし、

$ sudo update-grub

を実行してシステムに反映。これで普通に起動できるようになった。

 

■感想

ネットブックは古くてCPUはAtom、メモリは1GB、2.5インチHDDであり、Windows7がもはや使い物にならないほど遅かった。2GBのメモリをさして、USBからUbuntuを起動することで、使用に耐える速度となりました。

また、さらに古いDELLのノートPCのINSPIRON1300だが、こちらはCPUはCeleron M、メモリは512MB、2.5インチHDDで、Windows XPを動かしていて、これまた遅くてかなわんな状態だったが、USB目盛からUbuntu起動では結構速い。ネットブックより速い。これはいい。

ワークステーションPrecision690に挿せば、とっても快適。デュアルモニタだし。

Ubuntuはワークスペースの機能があって、Macみたいにデスクトップ画面を切り替えられるので、画面の小さいノートでの作業にはとてもいいですね。

22インチCRTを3つにした

Written in 2010年11月14日 by | コメントする( 0件 )

CRT3台使用

CRT3台使用

22インチCRTを3台にしてみた。ワークステーションでは、Quadro FX3500を使って、22インチCRTを2台で使っていたが、以前社員が使っていた同じCRTがもう2台あるので、3台、4台構成にしたくなってきた。本当はおっきな液晶モニタを複数台構成にしたいが、お金がかかるし、CRTが勿体ないので活用することにした。

4台のモニタをつなげられるグラフィックカードもあるが、買うと6万円くらいするので勿体ない。そこで、グラボ2枚挿しにすることにしたのです。同じQuadroでそろえればドライバが同じなので、うまくいくだろうというグラボに詳しい友人(写真の男)のアドバイスの元、NVIDIA Quadro NVS 290を購入した。ヤフオクで中古が手にはいればよかったが、なかったのでツクモのネットショップで新品購入。19,710円なり。

私のワークステーション、DELL PRECISION 690では、PCI Express x16 が1スロットしかなく、あとは、x4が3スロットなので、チョイスとしては、PCI Express x1のグラボしかないのでした。なので、NVS290。

風邪をひいていたにもかかわらず、写真の友人を呼び出して、あまりおいしくないワタリガニの缶詰とホタテの缶詰を使ったクリームソースのフジッリを食べて、いざチャレンジ。ドライバの新規インストールもなく、すんなり3画面が表示と相成りました。幅1920 × 高さ1440 × 3台 = 幅5760 × 高さ1440 になった。

ただ、違うグラボの2枚挿しならではの現象があった。写真の右側2つのモニタはFX3500からの出力、左の1台はNVS290の出力なのだが、FX3500とNVS290の性能の違いがあるため、NVS290出力のモニタで、反応の遅延があった。画面が並んでるので、それを体感できて楽しかった。左モニタと中央モニタにまたがるようにWEBブラウザを表示させ、WEBページをスクロールさせると、左モニタの部分だけ、遅れてスクロールする。動画とってみた。(懐かしいツインビーのYouTube動画を再生しながらテスト。)

ウィンドウのドラッグの場合は遅延はなく、WEBページのスクロールで遅延が観察された。でも、3画面にまたがるまでブラウザウィンドウを大きくすると、さすがに負荷が高いらしく、かなり重く、ウィンドウのドラッグでも左モニタの遅延が表れた。まぁ、実務ではウィンドウを複数モニタにまたがらせて使用することはないと思うので、問題ではないだろう。

これで仕事の効率が上がることを期待したい。でも、CRTに囲まれてると、電子ビームを集中照射されているようで体に悪そう。。。 そんなことも気にせずに、近いうちデスクのスペースに都合をつけて、4モニタにしてみたい。

NASを導入しました

Written in 2010年07月02日 by | コメントする( 0件 )

NAS QNAP TS-459Pro

NAS QNAP TS-459Pro

QNAPのNAS、TS-459Proを導入した。国内のNASに比べて格段に機能が高い。しかもLinuxベースなのでSSHで入れちゃったりする。SMB、NFS、FTP、WebDAVなどで、Windows、Linux、MACから使用できる。ApacheでWEBサーバを動かすこともできるけど使っていない。

魅力なのは、QNAPにeSATAやUSB接続で外部HDDにつないで二次バックアップを簡単に取れること。QNAP自体SATAのHDD4台でRAID6をとっているのだが、時々バックアップしておくとよいと思う。なので二次バックアップを手軽に行えるのは魅力です。HDDは壊れること前提の消耗品なので、RAID6でホットスワップできるのが本当に魅力。

ギガビットLANでワークステーションとつないで、データはほぼすべてQNAPにおいて、直接編集している。これでOSをクリーンインストールしたり、入れ替えたりするのが楽になるし、別マシンから仕事の続きができる。ネットに公開すれば外からでも作業ができるが、セキュリティ上そこまではしていない。踏み台サーバ経由でアクセスできるようにはした。

Outlookを使用しているが、データファイルはやはりNASにはおかない方がいい。接続が切れてデータファイルが壊れたり、Outlookがハングアップしたりするので。これは定期的にバックアップするのがいいだろう。Outlookのプラグインでデータファイルのバックアップを簡単にできるものがあるので、それをつかうといい。とはいえ、Outlook2010ではまだそのプラグインがない。

NASと同時にワークステーションも買った。DELLのPRECISION690だ。XEONのクアッドコアCPUx2、メモリ4GB、64ビットのWindows7を入れた。HDDはSAS(15000回転)を2台でをRAID0で組んだ。スピード重視、、、と言っても、SAS自体十分に早くて、RAID0の効果がよくわからない。。。データをNASに入れているので、RAID0で行けるのです。