22インチCRTを3台にしてみた。ワークステーションでは、Quadro FX3500を使って、22インチCRTを2台で使っていたが、以前社員が使っていた同じCRTがもう2台あるので、3台、4台構成にしたくなってきた。本当はおっきな液晶モニタを複数台構成にしたいが、お金がかかるし、CRTが勿体ないので活用することにした。
4台のモニタをつなげられるグラフィックカードもあるが、買うと6万円くらいするので勿体ない。そこで、グラボ2枚挿しにすることにしたのです。同じQuadroでそろえればドライバが同じなので、うまくいくだろうというグラボに詳しい友人(写真の男)のアドバイスの元、NVIDIA Quadro NVS 290を購入した。ヤフオクで中古が手にはいればよかったが、なかったのでツクモのネットショップで新品購入。19,710円なり。
私のワークステーション、DELL PRECISION 690では、PCI Express x16 が1スロットしかなく、あとは、x4が3スロットなので、チョイスとしては、PCI Express x1のグラボしかないのでした。なので、NVS290。
風邪をひいていたにもかかわらず、写真の友人を呼び出して、あまりおいしくないワタリガニの缶詰とホタテの缶詰を使ったクリームソースのフジッリを食べて、いざチャレンジ。ドライバの新規インストールもなく、すんなり3画面が表示と相成りました。幅1920 × 高さ1440 × 3台 = 幅5760 × 高さ1440 になった。
ただ、違うグラボの2枚挿しならではの現象があった。写真の右側2つのモニタはFX3500からの出力、左の1台はNVS290の出力なのだが、FX3500とNVS290の性能の違いがあるため、NVS290出力のモニタで、反応の遅延があった。画面が並んでるので、それを体感できて楽しかった。左モニタと中央モニタにまたがるようにWEBブラウザを表示させ、WEBページをスクロールさせると、左モニタの部分だけ、遅れてスクロールする。動画とってみた。(懐かしいツインビーのYouTube動画を再生しながらテスト。)
ウィンドウのドラッグの場合は遅延はなく、WEBページのスクロールで遅延が観察された。でも、3画面にまたがるまでブラウザウィンドウを大きくすると、さすがに負荷が高いらしく、かなり重く、ウィンドウのドラッグでも左モニタの遅延が表れた。まぁ、実務ではウィンドウを複数モニタにまたがらせて使用することはないと思うので、問題ではないだろう。
これで仕事の効率が上がることを期待したい。でも、CRTに囲まれてると、電子ビームを集中照射されているようで体に悪そう。。。 そんなことも気にせずに、近いうちデスクのスペースに都合をつけて、4モニタにしてみたい。
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