64GBのUSBメモリにUbuntu14.04LTSをインストールして、いろんなPCにさして起動できるようにした。

 

■イメージダウンロード

以下のページからUbuntu14.04 (LTS) 32bit版をダウンロードし、イメージをDVDに焼いた。

http://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remix

 

■パーティションの作成とインストール

参考サイト: http://cloud-work.net/

上記サイトを参考にして、USBメモリーにパーティションを作成し、Ubuntuをインストールした。

Windowsに挿したときに認識するFAT32のパーティションを8GB作っておいた。また、参考サイトではSWAPは作らない方針のようだが、私は4GBのSWAPパーティションを作った。

 

■各種アプリのインストール

Ubuntuソフトウェアセンターからは以下のようなアプリをインストールした。

GVim, GNU Emacs23, Konsole, PuTTY SSH Client, gSTM, classicMenu Indicator, KeePassX, Zenmap, gPHPEdit, Geany, FileZilla, GIMP

WEBからは以下のようなアプリをダウンロードしてインストールした。

Skype, DropBox, TeamViewer

 

■ネットブックで起動できなかった

DELLのワークステーションPrecision690でインストール作業と最初の作業をしたのだが、古いネットブックNECのLaVie light BL330/Vで起動しようとしてできなかった。

disabling IRQ #9

と表示されて止まってしまうのであった。。。

    1. http://pagent.github.io/2014/11/01/irq-problem/
    2. Ubuntu Wiki

を参考に、’e’をタイプして起動コマンドの編集画面にはいり、linuxの起動オプションを、

quiet splash

だったところを

quiet splash pci=noacpi

とした。Ctrl + x で起動をかけると起動できた。

PCIやACPIに関することは、以下のようなサイトを参照。

http://www.valinux.co.jp/technologylibrary/document/linux/interrupts0002/

Precision690でも同様に起動できたので、この設定を恒久化する。

$ gksudo gvim /etc/default/grub

を実行し、

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=”quiet splash pci=noacpi”

とし、

$ sudo update-grub

を実行してシステムに反映。これで普通に起動できるようになった。

 

■感想

ネットブックは古くてCPUはAtom、メモリは1GB、2.5インチHDDであり、Windows7がもはや使い物にならないほど遅かった。2GBのメモリをさして、USBからUbuntuを起動することで、使用に耐える速度となりました。

また、さらに古いDELLのノートPCのINSPIRON1300だが、こちらはCPUはCeleron M、メモリは512MB、2.5インチHDDで、Windows XPを動かしていて、これまた遅くてかなわんな状態だったが、USB目盛からUbuntu起動では結構速い。ネットブックより速い。これはいい。

ワークステーションPrecision690に挿せば、とっても快適。デュアルモニタだし。

Ubuntuはワークスペースの機能があって、Macみたいにデスクトップ画面を切り替えられるので、画面の小さいノートでの作業にはとてもいいですね。